2025年のあじさい観覧期間
2025/6/14(土)~7/21(月・祝)
男鹿の新たな見どころとして注目を浴びている、北浦の雲昌寺(うんしょうじ)のアジサイ。
雲昌寺の副住職 古仲宗雲さんが20年以上に及ぶ歳月を費やし手塩にかけて育てた、境内を埋め尽くすアジサイの群生。たった1株から2000株以上に株分けしたアジサイが、満開の頃には一面を青色に染めます。
青一色にこだわり、まさに絨毯のように一面に咲き誇るアジサイの奥には北浦の港町そして男鹿の海が広がり、ここでしか見れない風景を作り出しています。
北浦 雲昌寺
雲昌寺の歴史は、1624年(江戸時代前期)にはじまり、寺伝では秋田市にあった正洞院二世観庵喜察大和尚を開山として開創されたといわれています。本堂は江戸時代に建立され、本尊は大阪の仏師作の墨書がある説法の釈迦牟尼像を祀る、曹洞宗の寺院です。
ある夜、境内の片隅にひっそりと咲いていた一株のあじさいの美しさに心を奪われたのがはじまりでした。お檀家さんや近所の方に喜んでもらえたらと思ってはじめた株分け・挿し木。
気づけば20年以上がたち現在の光景となりました。
さらに、夜のライトアップなど、地域の皆さんをはじめ本当に色々な方々のご協力のおかげで、私が心奪われた以上のあじさいを再現することができています。
花は本当にけなげで人を喜ばそうと一生懸命に咲いています。
仏様に護られているお寺の花園で花の心を感じ、お参りいただく皆さんの心にも花を咲かせて戴けたらと願っています。