ふるさとの味と香り漂う郷土料理
はたはたずし
はたはた寿し
塩漬けしたハタハタを、水につけて塩出しし、炊いたご飯・こうじ、野菜などと一緒に重石をかけて数週間漬け込み、発酵・熟成させたものです。
元来、冬の一時期に大量に獲れるハタハタを保存食として食べるための調理法だったそうですが、ふるさとの味として、また正月の定番の一品として、秋田・男鹿に縁のある人を中心に愛されている郷土料理です。
秋田県内にあるハタハタ寿し製造業者の大半は男鹿にあり、男鹿はハタハタと共に、寿しも本場であるといえます。また、商品として製造している加工業者さんだけでなく、多くの家庭で自家製ハタハタ寿しを作る習慣が今もあります。
作り方は各家庭、各お店でそれぞれ微妙に異なり、甘め、酸っぱめ、固め、やわらかめなど好みのハタハタ寿しを探して色々なお店のものを食べ比べてみるのも面白いものです。
最終更新日: 2019-10-11
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