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その窟の奥にいるのは...

こうじゃくのいわや

孔雀の窟

西海岸の秘境

周辺の入り組んだ地形、断崖絶壁に囲まれた環境、ということから海賊が隠れ家にしたといわれる洞窟です。遊覧船の船旅コースになっています。
さらに釣好きな方にはさまざまな魚が泳いでいるのが想像できますよね?絶景と絶好の釣果を楽しんでください。

男鹿の赤神と津軽の黒神のけんか

ここは赤神神社五社堂の「赤神」にまつわる伝説に関連しています。
- 昔、陸奥国の津軽の竜飛に「黒神」という雄々しく頼もしい神様が住み、羽後国の男鹿には「赤神」という情深い優しい神様が住んでいました。そして二つの国の境にある十和田湖には、とても美しい一人の女神が住んでいました。
いつしか、女神をめぐって赤神と黒神は恋争いとなりました。激しい戦いが続くが決着はつきません。この時、勝負の行方を見物しようと八百万(やおよろず)の神々は津軽の岩木山に集まっていた。黒神の肩を持つものは右側、赤神に好意を持つものは左側へと寄ったところ、黒神を支持するする方が多かった。岩木山の右肩が低いのはこの時、大勢の神々たちに踏み潰されたためである。

赤神の軍師が突然の死を迎えた事で、形勢は一気に黒神側に傾いた。追い詰められた赤神は空寂(くううじゃく)という穴に隠れ篭ってしまう。勝ち誇った黒神は十和田湖に駆けつけたが、肝心の女神の姿が見えない。実は女神は、赤神と共に空寂の窟に隠れていたのだ。それを知った時の黒神の溜息で蝦夷(北海道)が津軽(青森)離れてしまった -

今でも、津軽の竜飛の方に行くと岩が雄々しく黒色をしているのに対し、男鹿の岩が大方赤味を帯びていて比べると穏やかな形をしています。
そして、この話の中にある「空寂の窟」が、この孔雀(蒿雀)の窟として残っています。更に、この窟には鬼が住んでいるので船を入れるとき舷を叩く、また窟の深い奥底には一つの石の扉があって、その扉を開くと、雪のように白い女性が立っているという伝説も残っています。伝説の舞台としてこの奇勝な場所をご覧になれば一層その魅力に感動できることと思います。

最終更新日: 2019-09-27

戸賀(男鹿水族館GAO駐車場)から出港している遊覧船に乗って見に行くことができます。大桟橋駐車場から険しい山道を降りて見に行くこともできますが、かなり危険ですのでご注意ください。

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