お堂の壁から屋根裏まで木彫りの仏様がびっしり
しんざんのまんたいぶつ
真山の万体仏
一万三千体の仏さま一体一体に思いが込められている
なまはげ館・真山神社に向かう坂道の途中に小さなお堂があります。三間四面の壁から屋根裏一面にぎっしりと安置された小さな地蔵菩薩の数々に驚かされます。
これが万体仏です。その数、一万三千体。彫ったのは、江戸時代中期の僧・普明だと伝えられています。普明は不幸な死を遂げた愛弟子の菩提をとむらうとともに、幼くしてこの世を去った子どもたちの供養のために仏像を彫り続けたといいます。今も近隣の人びとの厚い信仰を集めています。
最終更新日: 2021-01-19
- 車
なまはげ館へ行く途中、坂道の左手にあります。お堂すぐ下に駐車スペースがありますので、そこに駐車して拝観できます。
- バス
なまはげ館からは徒歩約15分(約1km)
- ●料金
- 基本的に常時開放していますので予約や拝観料などは特に必要ありません