ババたちが支える素朴な味。秋田の夏の風物詩
ばばへら
ババヘラ
男鹿をはじめ秋田県内の道端やイベント会場などで、パラソルの下にたたずむお母さん(秋田弁でババ)が売っているアイスがあります。注文すると、お母さんが金属のヘラを器用に使い、黄色(一般的にバナナ味)とピンク色(一般的にイチゴ味)のアイスを、コーンに盛り付けて渡してくれます。
そう、「ババ」が「ヘラ」で盛るアイスなので「ババヘラ」
卓越した手さばきでアイスをバラの形に盛り付ける「バラ盛り」をしてくれる熟練のお母さんに会えることも。
ちなみに、商標登録されたり、TVでの紹介などで認知度があがった今でこそ、売る側も積極的にババヘラと言ってますが、売り子のお母さんにババ(おばさんとかおばあさん的なニュアンスです)と面と向かっていうのはどうかと思うので、ぜひお母さん、いやお姉さんと呼んであげてください(笑)
いわゆるババヘラアイスを販売している男鹿市内の業者さん
いわゆるババヘラで通じますが、製造業者さんごとに微妙に名称が異なっています。また、パラソルや、ユニフォームの色も、なによりアイスの味もメーカーごとに似て非なるものになっていますので、ぜひ色々なババヘラを食べて、お気に入りのメーカーさんを見つけてみてください。
最終更新日: 2023-06-20
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