このネバリ!!納豆なんて目じゃないぜ(笑)
ギバサ
男鹿半島の荒磯で育ったギバサは磯の香のする、粘りが魅力の海藻です。
「ギバサ」は秋田では昔から食べている海藻で正式名称は「アカモク」。
「アカモク」の名の通り、海に生えている状態のギバサは赤色(褐色)で、それを湯掻く事で鮮やかな緑色へと変化します。余談ですが緑のものを青いという様に、この辺ではギバサやワカメなどの海藻を湯がく事を「アオめる(青める?)」と言います。
ギバサは、アオめて叩く(細かく刻む)事によってネバリが出ます。ふんわり香る磯の香りとトロトロ・ネバネバ感がギバサの魅力。ネバネバ感は納豆の比じゃありません。
食物繊維が豊富で、美味しいだけでなく美容と健康にも良い!!
ギバサのネバネバの元となっているのがフコイダンと呼ばれる食物繊維の一種で、成人病予防や口臭・体臭予防などに期待をもてるとか。その他にもポリフェノールやミネラル・ビタミンKなど健康に良いとされる成分を多く含んでいるので「美味しいし健康にいい」という何とも素晴らしい食材なのです。
味噌汁なら磯の香りが広がります。ゴハンにかけて食べるのもおススメ
解凍したらそのまま大根おろしとお醤油、酢醤油やポン酢・めんつゆなどをかけて食べれます。三高水産社長の夏井さん曰く「にんべん」のめんつゆがオススメとの事。
このへんでは、味噌汁に入れて食べるご家庭も多いですよ。その場合はギバサを煮るのではなく、熱い味噌汁にギバサを入れるだけ。
最終更新日: 2019-10-11
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