なまはげ柴灯まつり

2024.2.9(金)・10(土)・11(日) 18:00~20:30
なまはげ柴灯まつり連携おもてなしイベント「セドライト」

第61回なまはげ柴灯まつりは、のべ5000人弱のお客様にご来場いただき無事終了しました。
ご協賛いただきました企業、団体等の皆様、ご来場いただきました皆様、地域の皆様、ご尽力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。
より磨き上げて、来年もまた皆様をお迎えできればと思います。

なまはげ柴灯まつり実行委員会 会長
男鹿市長 菅原広二

なまはげ柴灯まつりとは

なまはげ柴灯まつりの歴史と由来

なまはげ柴灯(せど)まつりは、秋田県男鹿市北浦(おがし きたうら)の真山(しんざん)神社を会場に行われる冬祭りで、毎年2月の第二土曜を含む金・土・日の3日間開催されます。
このまつりは、900年以上前から毎年1月3日に真山神社で行われている神事「柴灯祭(さいとうさい)」と、民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事です。
真山神社境内に焚き上げられた柴灯火のもとで繰り広げられる、勇壮で迫力あるナマハゲの乱舞は見る人を魅了します。

男鹿温泉郷の冬場の観光を盛り上げようと企画した「雪まつり」を、昭和39(1964)年に北浦湯本にある星辻神社で行ったのが始まりで、菅原慶吉氏(のちの男鹿市長)等が先に立ち、奈良環之助氏(民俗学者、秋田市議など)の指導を受けて、真山神社で行われている「柴灯祭」を取り入れたとされています。
第3回までは星辻神社で行われましたが、来場者が増えて手狭になったため舞台を真山神社に移動。以降、半世紀の時が過ぎ、幾多の変遷を経て、現在に至っています。昭和49年、豪雪のため真山神社の除雪が追い付かず、星辻神社での開催となったことがあるものの中止になったことは一度もありません。
以前はまつりの催しとして演歌歌手や民謡歌手、男鹿市内の職場や地域対抗の綱引き大会なども開催されており、現在よりもより地域住民にむけた内容となっていました。

男鹿のナマハゲ

大晦日の晩、それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮して「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」「ここの家の嫁は早起きするがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。
男鹿の人々にとってナマハゲは、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす年の節目にやってくる来訪神です。ナマハゲを迎える家では、昔から伝わる作法により料理や酒を準備して丁重にもてなします。男鹿市内のナマハゲ行事は、かつて小正月に行われていましたが現在は約85の町内で12月31日の大晦日に行われています。
1978年「男鹿のナマハゲ」として国重要無形民俗文化財に指定。
さらに2018年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

【特集】「なまはげ柴灯まつり」を60年間、途切れることなく開催してきた男鹿市真山地区住民の誇り。「ナマハゲは私たちの生活の一部だ」
【特集】幻想的な雪景色の中で繰り広げられた、神々と人間の交差「第60回 なまはげ柴灯まつり」レポート

柴灯まつり宿泊プラン等のご案内

男鹿温泉郷などで、まつり開催時間に合わせてお食事の時間等を調整した「柴灯まつり宿泊プラン」をご用意しております。お問い合わせ・ご予約は(一社)男鹿市観光協会へお電話(0185-24-2100)でお願いいたします。
※観光協会経由で当プランご予約のお客様には特製オリジナルなまはげタオルをプレゼント/団体1組につき1枚

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