甲州印伝総本家「印傳屋」によるなまはげ館オリジナル印伝グッズ
鹿革に模様をつける皮工芸は、古くは奈良時代の国宝の文庫箱や、戦国時代の鎧兜などにつかわれ、江戸時代に鹿革に漆で模様をつける甲州印伝がはじまったといわれています(印伝は印度伝来を略したとも伝えられています)。
印伝は、洒落者の粋な持ち物として愛好され、現代においても生活を彩る実用美として息づいています。
印伝は柔らかく軽い鹿革と、時とともに色合いが変わる漆との調和により、使い込むほど独特の風合いが出てきます。
濡れた場合はこすらずに、乾いた布で軽くたたいて水分を取り、陰干しにしてください。ベンジン、クリーナー、ワックスでの汚れ落としやツヤ出しはしないでください。
おおよその寸法/横105×縦70×厚5mm
- 漆は長時間日光などの紫外線にあたると光沢が失われてしまうことがあります。
- 漆は加工の過程で割れや欠け、剥がれなどが生じる場合があります。折り曲げたり、引っ掻いたりした場合も同様です。
- 鹿革は使用中に表皮が起きたり、擦ったりすると傷つくことがあります。
- 鹿革は一枚ごとに肌の性質が異なるため、浸染による色調に多少差異が生じたり色ムラが発生する場合があります。
- 鹿革は日光や照明、経年変化で変色したり、色あせることがあります。
- 漆によるカブレの心配はほとんどありませんが、体質等によりごくまれにカブレが生じることがあります。その場合は使用を中止して医師にご相談ください。
- 鹿革本来の持ち味をいかすため、特別の色止め加工は施しておりません。そのため、汗や水、摩擦などにより風合いが変化したり、革の染料が衣服に色移りすることがあります。