菊芋(キクイモ)はキク科ヒマワリ属の多年草の塊茎で、じゃがいもやサツマイモのようにデンプンは含まれていません(菊に似た花が咲くこと、芋ができることに由来するそうです)。
菊芋の主成分である多糖類「イヌリン」は、サツマイモなどに含まれるデンプンと異なりヒトの消化器では分解不能な水溶性食物繊維に分類されており、菊芋のほかにはゴボウやタマネギ、ニンニクなどにも含まれています。
イヌリンは人間の消化器では分解されないため摂取しても血糖値が上昇することがありません。さらに、前後に摂取したほかの糖質の吸収を穏やかにする効果により食後血糖値の急激な上昇をおさえたり、腸内細菌によってインスリンの分泌を活性化するため、糖尿病に対する有効な食事療法として期待されています。
「からだ整うベジパウダー」の原料の菊芋は100%秋田県産(9割以上は男鹿の自社農場で栽培したもの)。収穫した菊芋は自社加工場に運ばれ、洗浄、乾燥を行います。ちなみに生の菊芋約10kgから1kgのパウダーができます。
乾燥粉末にした菊芋に含まれる食物繊維の量は約50~60%。食物繊維の摂取推奨量は成人男性で1日当たり20g、成人女性で18gとされているのに対し、実際の平均摂取量は14g前後しかないそうです。この平均的な不足分(5g前後)を菊芋パウダーで補うためには、1日あたり小さじスプーン2~3杯程度が目安となります。
※食事内容等によって摂取量は異なりますので、ご自身で調整してお召し上がりください。過剰摂取したからといって健康に害を及ぼすことは考えにくいですが、下痢や便秘の原因になりかねませんのでご注意ください。
菊芋パウダーは、ほんのり甘さを感じる程度の味ですので、お味噌汁やカレー、ヨーグルトに入れたりして違和感なくお召し上がりいただけます。
なおイヌリンは長時間の加熱に弱いといわれていますので、カレーやお味噌汁に入れる場合は、食べる直前にふりかけるのがいいかと思います。
内容量 | 80g |
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原材料 | 菊芋(秋田県産) |
栄養成分表示 | 100gあたり/エネルギー336kcal たんぱく質10g 脂質0.8g 炭水化物80g 食塩相当量0.1g |
保存方法 | 高温多湿を避け常温にて保存 |
食べ方 | ほんのり甘さを感じる程度の味ですので、お味噌汁やカレー、ヨーグルトに入れたりして違和感なくお召し上がりいただけます(イヌリンは長時間の加熱に弱いといわれていますので、カレーやお味噌汁に入れる場合は、食べる直前にふりかけるのがいいかと思います)。 |
販売時期 | 通年 |